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活用事例

01

食品メーカーA社様

商品開発において、「仮説構築」にも「仮説検証」にも役立てています!

①企画・開発部門
新商品のアイデア探しの段階では、メニューのトレンドや、調理実態の推移をみながら、“なぜこんな変化が起こっているのか?
”を考えます。属性別分析など深掘りしながら議論を重ねることで、仮説が浮かび上がってきます。手間はかかりますが、方向性やヒントを見出すことに近道はないと思いますし、開発の醍醐味だと思ってデータをあれこれさわっています。
逆に、すでに何らかのアイデアがある場合は、食卓の実態からみて妥当なのか、可能性がありそうか、ターゲットやシーンを想定しながら豊富なデータで検証することができます。

社内外に対する「長期的視点でみた食トレンド情報」の発信に、欠かせません!

②広報部門
食卓データはほかにもありますが、一番のポイントは「40年近くの長期時系列データ」ということだと認識しています。直近10数年の変化を見ていただけでは見誤ってしまうことがあるのです。
各回の〔年計レポート〕に加え、その時その時のテーマで深掘り分析をしながら、“今注目しておくべきトレンド”を社内に発信しています。各部署ではこの情報をもとに開発や販促に取り組んでいるため、社内では欠かせない情報と位置付けています。
また食品メーカーとして社外へ情報発信する際にも、長期トレンドを踏まえた分析に基づく内容になるため、外部からも評価されています。

02

食品メーカーB社様

定番商品の拡張アイテム開発に役立ちました!

インスタント商品の企画部門
以前からあった定番商品の拡張アイテムを開発するに当たり、“このメニュー自体が家庭の中でどの程度根付いているのか”、“どんな材料が使われているのか”、を改めて把握するためにデータを使用しました。また「手作りする際に使う食材」、「インスタントの材料にプラスして使う食材」ともに、長期時系列で把握できるため、「定番商品にプラスすべき材料」を特定することができました。同じメニューでも、時代によってその中身(食材、調味料)が変わっているということが把握できるのも良い点だと思います。普段はWEB調査で簡単に実態を捉える程度で企画を進めることが多いですが、今回、全くバイアスのかかっていない生の実態データを使って仮説検証できたので、社内提案の時にとても説得力があり、スムーズに進みました。流通からの反応もよく、滑り出しの実績も順調です。

03

調味料メーカーC社様

成長機会が抽出できるので、中期経営計画策定に有用!

経営戦略部門
長期的なスパンでのメニュートレンドからみた成長機会を抽出できたのがポイントでした。「肉料理」「魚料理」「野菜料理」を、「炒め物」「焼き物」「揚げ物」といった調理方法とかけ合わせて、伸長メニュー・縮小メニューを明確に整理できました。
メニュー・材料のコーディングルールが一定に保たれているところも、信頼できる点だと思います。
営業部門で日々の活動に使うデータとは別に、このようなしっかりしたデータを持つことは、貴重だと思っています。